もうISOファイルをCDに焼いて、CD bootしてOSのインストールなどやってられない。
ISOファイルをUSBメモリに入れて、USB bootしてインストールするのがあたりまえ。Linuxであれば今まで何度もやってきたが、はてWindowsをインストールする場合はどうするんだ。しかも自分の環境はLinuxしかないけど。という状態。
調べたところ、UEFI環境であれば、意外と難しいことはないっぽい。流石にもうほぼUEFIのはず。
ざっと以下の手順。
- Windows10インストールISOをダウンロード
- USBをMBRではなくGPTにする
- USBをFAT32でフォーマット
- ISOの中身をUSBに全部コピー
- 現在のインストーラーは4GBを超えるファイルがあるので分割
4GBを超えるファイルで少しハマったが特に難しいことはない。
USBメモリを用意
恐らく8GB以上であれば大丈夫だが、自分は32GBでやった。USBメモリはサイズが確保できれば何でもいいと思う。
Windows 10 インストールISO
ここからダウンロード出来ます。ユーザー登録とかログインとか不要。便利です。
USBをGPTにする
gdiskでフォーマットすれば勝手になるだろうし、GUIがよければgpartedとかでどーぞ。
USBをFAT32でフォーマット
こちらもなんでもどーぞ。GUIがよければgpartedとかでどーぞ。
ISOをマウント
環境によってはダブルクリックでマウント出来るかもしれません。出来ない場合はCLIですが普通にmount するだけです。
以下は例です。環境によって異なります。
1 |
sudo mount Win10_21H1_Japanese_x64.iso /mnt/ |
ISOの中身をUSBにコピー
そのままコピーするだけです(説明雑)。
4GBを超えてコピーできないファイルを分割
sourceフォルダにある、install.wim というファイルが現在4GBを超えてコピーできません。wimtoolsをインストールしてwimsplit というコマンドで分割します。
1 2 3 |
sudo apt install wimtools wimsplit install.wim install.swm 1000 |
install.swm install2.swm install3.swm ……
というファイルが出来ます。出来る個数は分割数によって異なります。出来たファイル全てを install.wim と同じ場所に置き install.wim は削除します
これでWindwos 10 のUSBインストーラーの作成は完了です。
実際にこのインストーラーでインストールを行いましたが問題無く使えております。
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