探せばいくらでも情報あるだろうと思ったが、Raspberry Piでは意外と自動アップデートの情報がない。
Raspbianもベースはdebianだし、日頃使っているubuntuと変わらないだろうと調べたら普通に同じパッケージがあった。
unattended-upgrades
ubuntuではいつもこいつにお世話になっているので、Raspbianもこいつにアップデートしてもらう。
インストール
1 |
$ sudo apt-get install unattended-upgrades |
定期実行の設定
新規でファイルを作って、2行追加します。
1 2 3 |
$ sudo vi /etc/apt/apt.conf.d/02periodic APT::Periodic::Update-Package-Lists "1"; APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1"; |
アップデート対象の設定
コメント(//)を外します
1 2 |
$ sudo vi /etc/apt/apt.conf.d/50unattended-upgrades "o=Raspbian,a=stable" |
追加のリポジトリとか入れてたら、適時追加します。自分の場合はKodiを入れているので、
“o=Mene”;
って追加してます。このOriginの調べ方がよく分かりません。
/var/lib/apt/lists/以下をにらめっこしてると分かるような気がします。
特定のパッケージを自動アップデートから、除外したい場合は、
Unattended-Upgrade::Package-Blacklist
の中に記載します。サンプルでvimとかあるのでそれを見ればなんとなく分かります。
確認
気が向いた時に、
/var/log/unattended-upgrades/unattended-upgrades.log
を見ると自動アップデートされたログが出てるかもしれません。
unattended-upgradesは設定したつもりが、設定の不備で実行されてなかったりするので最初の1回はログを見て確認した方が良いです。
メールで通知する設定もありますが、mailxの設定も必要になってくるので割愛します。
(めんどい)
実際に次の日確認
1 2 3 4 5 6 7 |
$ cat /var/log/unattended-upgrades/unattended-upgrades.log 2015-02-20 06:52:11,286 INFO 初期状態でブラックリストにあるパッケージ: 2015-02-20 06:52:11,289 INFO 自動アップグレードスクリプトを開始 2015-02-20 06:52:11,291 INFO 許可されているパッケージ導入元: ['o=Raspbian,a=stable', 'o=Mene', 'origin=Raspbian,archive=stable,label=Raspbian-Security'] 2015-02-20 06:53:09,778 INFO Packages that are upgraded: bind9 bind9-host bind9utils dnsutils libbind9-80 libdns88 libisc84 libisccc80 libisccfg82 liblwres80 2015-02-20 06:53:09,781 INFO dpkg のログを '/var/log/unattended-upgrades/unattended-upgrades-dpkg_2015-02-20_06:53:09.779667.log' に書き込み中 2015-02-20 06:53:57,789 INFO 全てのアップグレードがインストールされました |
ちょうど、アップデートがあった。bind9系が上がっている。よく見ないとログは出力されていても、アップデートされてない時があるので、Packages that are upgradedの行をじっくり見る。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)