(続)ubuntu server 12.04 LTSを14.04 LTSにアップグレード

前にちょっと記事にしたが、その続編ぽいもの。

前回のサーバは、DNSくらいしか動いてなくて、特に問題なかったのだが、

今回はLAMP環境を移行した。はまりまくり。

メモってないので、記憶をたどると、ハマりどころとしては。

debian系のsites-enabledの設定ファイルが変わった。

debian系では、/etc/apache2/sites-enabled/以下に各サイトの設定を書いて

そのサイトを有効にするには、a2ensiteコマンドを実行すると、/etc/apache2/sites-available/以下に

シンボリックリンクが作られて有効になるといった感じの動作。

まー。この動作自体は、よく考えられていて良いとは思っている。

この設定ファイルだが、前は、どんなファイル名でも良かったのだが、

14.04からは、*.confと拡張子が付いてないと、読み込まれなくなった。

なので軒並み修正。

 

apache 2.4からアクセス制御の書き方が変わった。

ubuntuというか、apacheの変更だが、古くからのapacheのアクセス制御は、

以下のような感じ

 

 

が、2.4からはこんな感じになる。

 

 

 

と、こんな感じになった。まー。シンプルで良い気もするが、軽い気持ちでバージョンアップすると痛い目にあう。

過去の表記を有効にするモジュールもあるようなのだが、
少なくとも自分で追加したサイト側には有効になっておらず
全部手動で、2.4系の書き方に変更する必要があった。

2.4系の細かいアクセス制御設定は、他のサイト等を参考にしていただければと思います。
(自分もよく分かってない。)

全部許可なら

 

 

 

とからしい。

ubuntu server 12.04 LTSを14.04 LTSにアップグレード

やっとこさLTSがリリースされたので、アップグレードしてみる。

サーバ環境なので、GUIなど無いので、CUIでアップグレード。

現在のバージョンを確認

do-release-upgradeでアップグレードの実行

ん?新しいのは無いって?

なんかネットで情報調べると-dオプションをつけろと。

man見ると、develリリースとか書いてあるから、開発版じゃないのとか思うのだが

とりあえずやってみた。

ssh経由だと、ご丁寧に、sshdを別ポートで上げてくれるし、iptablesの警告まで出してくれる。

途中変更を加えた、configとかあると、新しいコンフィグに置き換えるか聞かれるけど

日本語の説明なので全く問題ない。

インストールしているパッケージの数や、サーバのスペックで、かなり変わると思うが

自分の環境では、30分くらいで終わった。

使っているサービスもDNSくらいだったので、アップグレード後も特に問題なさそう。

うーん。簡単。簡単。

ubuntuで特定のカーネルモジュールだけRecompile

絶対忘れるのでメモ

ubuntuで特定のカーネルモジュールだけ、リコンパイルしてインストールする方法。

kvmとかちょっとだけpatchを当てて使いたい時が、たまにある。(普通そうそう無いけど)

makeとかgccとかはどっかで入ってるものとする。

  • linux-sourceを入れる

/usr/src以下に入る

 

 

  • /usr/srcに行って展開して、展開したところに移動

  • 以下儀式みたいなもん
    今のモジュールをアンロード
    今のバージョンの.confを持ってきて
    make oldconfig と modules_prepareして
    今のModule.symversってファイルを持ってくる

  • あとはコンパイルしたいモジュールのところに行ってmake(以下はkvmの場合)

kvm*.koが出来てれば成功

 

 

  • 自分の場合はcpで上書き(必要ならバックアップを)

  • modprobe

ubuntuデフォルトeditor変更

PC環境を新しくしてから、しばらく経過していたのだけれど、git commitしたらnanoが立ち上がって

ちょっと焦った。

恐らくOS標準のeditorを参照してると思うので、update-alternativesで変更

 

自分の環境では、vim.noxの3を選択。

因みに、vim.noxってのはXなしのvimってことらしい。昔は違う名前だった気がする。

ubuntu 13.10でログイン後numlockをonにする

たぶんubuntu 13.10からだと思うのだが、GUIログイン後numlockが有効にならなくなった。

追加でアプリ入れれば回避出来そうなのだが、そこまでしなくてもと放置していた。

ただ、これだけ。特に設定とかもしなくて、ログイン後numlockが有効になった。

ログイン画面では有効にはならない模様。

ubuntuの画像ビューアーの実行ファイル名

ubuntuを使っていると、terminalから特定のGUIアプリを起動したい時が多々ある。

ふと、画像ビューアーってどんな実行ファイル名か調べた所

だそうだ。なんでと思ったら、Eye of Gnomeの略とのこと。

因みに、

  • ファイル(ファイルマネージャ)

  • ドキュメントビューアー(PDFビューアー)

です。

openjdkでjavaアプレット(icedtea-plugin)

なんだか、連日java関連が続いているが。。。

仮想環境の管理画面で、javaアプレットが必要になることが多々あるのだが、

oracle-java6では、何故か上手く行かず、オープンソース実装のopenjdkに戻してみた。

自分の環境では、依存関係で、自動的にopenjdkが入ったが、インストールされない場合は

jreじゃなくてjdkが良ければ適宜変更すれば良いと思います。

これでアプレットのページを開くと、何故かプラグインが足りないと言われる。

icedtea-plugin

を入れれば、ブラウザ上でjavaアプレットが動くようです。

 

なんとなくですが、eclipseとかもoracleよりも早い気がする。

openjdkの出始めの頃は、互換性がイマイチで(特に日本語フォント関連)

即sun-javaを入れてましたが、最近はopenjdkのままで充分(むしろ良い)かも。

ubuntu13.10(amd64)でandroid-sdkを使う

過去に何度も挫折している、androidの開発だが、PCも新しくなったし久しぶりに挑戦しようと開発環境をサクッとインストールした。

が、開発環境だけなら今まで何度も入れているのでスムーズに行くと思ったが、見事に躓いてしまった。

sdk本体はこちらからダウンロード。

自分の環境は、ubuntu13.10の64bit環境なので、「Linux 64-bit」をダウンロード。

ADT Bundle」って方は、eclipseまで同梱されている模様。

普通にダウンロードして、eclipseを実行してみると、adbがないとかerror 2とか出てる。

なんだと思って、adbを手動実行してみると。

いやいや。見つからないって。ライブラリが足りないのかと思って

いやいや。

うーん。32bit環境だからかな。

 

ubuntuの32互換環境は、ia32-libsをインストールしろとかの情報があるが、13.10ではそんなパッケージは無さそう。

結局以下で必要そうな32bitライブラリをインストールしたら使えるようになった。

やっとこさ環境だけ出来た。なんかeclipseではなくて、android studioなんてのもいつの間にか発表されてるんですね。

また、Hello worldで終わりそう。。。

linuxで特定のプロセスのCPU使用率を調整するcpulimit

非常に時間のかかるコマンドなんかを実行した時、「今はちょっとブラウザ見たいから、お前ちょっと黙っててくれない。」なんて気持ちになる時がある。

ちょっと調べたら、その名の通り、cpulimitなるコマンドがあった。ubuntuならパッケージで簡単インストール

使い方は、

* プロセスID指定(50%)

* 実行ファイル名指定(50%)

* PATH指定(50%)

とこんな感じ

ちょっと試したところ

とこんな感じ。上はいい感じの部分をとってるが、パーセンテージは結構ばらついていた。

仕組みを解説されているかたがいたのですが、

SIGSTOP

SIGCONT

を繰り返しているだけの模様。実際straceで見てもそんな感じだった。

シグナル送るだけなら、whileループで回せば、sleep時間調整すれば同じようなこと出来るんじゃないかと思ってやってみた。

これで40%近くで安定した。sleep値はモロ環境に依存すると思う。

ubuntu 13.10(saucy)での日本語入力【最終決着】

ubuntu 13.10(saucy)から、ibusのバージョンが上がり、これまでの日本語入力環境がガラッと変わってしまった。

unityの時もそうだったが、なるべくなら本筋にしたがって、使い勝手が変わった程度なら自分で慣れれば良いと思うようにしてたのだが今回はさすがに無理だった。

何が変わって、何が正しいのかもよく分からないのだが、困った点を上げると

  • ibusの切り替えが、[super]-[space]になった。
    が、多分superがdashに取られてて、どうやっても切り替えられない、こちらは[Ctrl]-[space]に変えれば耐えられなくもない。
  • [Ctrl]-[space]でmozcに切り替えてから日本語入力をするのだと思うのだが、mozc状態(「あ」ってなってる時)でも「半角/全角」で日本語入力が切り替えられる。おそらくこの「あ」の状態で使ったほうが良いのだと思うのだが、前のように視覚的に入力が日本語なのか英語なのか分からない。
  • ウィンドウ間で、日本語入力の引き継ぎがよく分からない。terminalで作業してて、Firefoxに移って、日本語入力をオンして、その後terminalに戻ると日本語入力がオンになっていることが多く、非常に面倒だった

ということで2週間ほどで音を上げた。

そこで移行対象は、japanese teamでも紹介されているfcitx

実は13.10リリース当初も、一度切り替えていたのでが、japanese teamのrepositoryからではなく、

本家のfcitxをインストールしていて、「半角/全角」でmozcに切り替えても、日本語にならないケースが多々あり

断念しておりました。

japanese team版のfcitxをインストールしたところ、上記トラブルもなくなりました。

インストール手順(amd64)

  • repository追加

  • インストール

インストール後、fcitx-setup-helper を実行して指示に従えば、きっと上手く行きます(雑)

使用感は、以前のibusやWindowsと変わりません。

関係者方々に感謝です。

インフラ関係もそうですが、普段使えて当たり前のものって使えなくなって初めて
ありがたみを知るというか。。。普段から感謝を持って使って行くようにしたいです。