多分自分のシェルがこれになったら泣きたくなる(rbash)

rbash

bashを-rオプションで起動するか、bashのシンボリックリンクがrbashになっているか。

多分大抵のディストリビューションでは、rbashのシンボリックリンクが作られていると思う。

結構古いbashからあった機能らしい。確認した一番古いbashでversion 2.05なのでソートー昔からある。

実際に使ってみると、

 

なんも出来ねー

一応manページによると、以下が出来無いらしい。

  • cd を使ってディレクトリを変更すること
  • SHELL, PATH, ENV, BASH_ENV の値の設定や設定取り消しを行なうこと
  • / を含むコマンド名を指定するこ
  • 組み込みコマンド .  の引き数として / を含むファイル名を指定すること
  • 組み込みコマンド hash に対するオプション -p の引数として / を含むファイル名を指定すること
  • 起動時にシェル環境から関数定義をインポートすること
  • 起動時にシェル環境から SHELLOPTS の値を展開すること
  • リダイレクション演算子 >, >|, <>, >&, &>, >> を使ってリダイレクトを行 なうこと
  • 組み込みコマンド exec を用いて、シェルを別のコマンドに置き換えること
  • 組み込みコマンド enable に対する -f オプションと -d オプションを使って、組み込みコマンドを追加・削除すること
  • 組み込みコマンド command に -p オプションを指定すること
  • set +r や set +o restricted を用いて制限モードを解除すること

かなり厳しい制限だが、共有レンタルサーバなどでユーザにshellを開放する場合は

使えるかもと思った。

chroot+sshが理想なんだろうけど、opensshにパッチあてたり、必要なコマンドをchroot下に用意したりするより

簡単なのではと思う。

特にパッチあては、パッケージ管理から外れるので、sshなんて重要なものでは極力避けたいし。

最近はディストリビューション標準パッケージで、chroot可なものもあるのだろうか。

追加

あれ?

シェルスクリプトで、アルファベット一覧を使いたい時

もっと楽な方法がありました。

シェルスクリプトで、アルファベット一覧を使いたい時がある。

例えば、

「ほげA」

「ほげB」

「ほげC」

なんてディレクトリを作りたい時、数字であればseqを使えばそれで済むのだが

アルファベットだと簡単な方法が分からない。(あるのかもしれないが)

それでたどり着いたのが、以下の方法

 

 

 

ワンライナーだとこんな感じ

 

 

簡単な説明としては、seqで65から90まで出力します。
これは、asciiコードの10進数で、A〜Zになります。

※詳細は、man asciiで確認

次にprintfで16進数にして、文字の前に\xを付けてあげます。

 

これを、printfで%bで出力します。

 

 

と、こんな感じです。

小文字にしたい場合は、97から122にしてあげます。

これでシェルスクリプト時に、アルファベット一覧が使えます。

pythonならこんなの感じ?