極極々まれに、特定のホストと通信できなくて、MTUを調整すると通信できたりすることがある。
MTUは通常回線終端のルーターで設定しておけば、特に問題になることはないのだが、たまーーーーに変なホストがいる。
そのたまーーーーーにいる変なホストのためだけにルーターをイジるのは、馬鹿げているし、Linuxマシンもサーバだったりすると
全体に影響するような設定は嫌なので特定のルーティングに対してだけ設定を行う。
んでこんな設定
1 2 3 4 5 6 7 |
# 特定のホスト $ sudo route add -host 192.168.210.1 mss 1000 gw 192.168.0.1 # ネットワークブロック $ sudo route add -net 192.168.210.0 netmask 255.255.255.0 mss 1000 gw 192.168.0.1 |
route コマンドだとMTUじゃなくMSSの設定になる。
って、route はもはや古いコマンドだと書いたので、
iproute2では
1 2 3 4 5 6 7 |
# 特定のホスト $ sudo ip route add 192.168.210.1 mtu 1000 via 192.168.0.1 # ネットワークブロック $ sudo ip route add 192.168.210.0/24 mtu 1000 via 192.168.0.1 |
iproute2 だとMTUの設定になる。
なんでこんなことが必要か?とか、MTUとMSSの違いって何?とか思ったら、MTU, MSS, Path MTU Discoveryとかでgoogle先生に聞けば教えてくれると思う。
これ系のトラブルは、ハマると泣きそうになる。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)