2014年4月23日 山中慎介・長谷川穂積 W世界戦 視聴率

http://www.sanspo.com/etc/news/20140425/amk14042505000001-n1.html

視聴率(日本テレビ系)は8・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)とのこと。

うーん。いいんだか悪いんだかイマイチ分からないが、せめて10%超えとかしてくれたらなー。

ただ、長谷川見て、その後山中戦ていうのは、かなりインパクトがあったと思うので、これから徐々に上がっていけばいいなー。

日本チャンプ時代から、応援してるので、あまり有名になりすぎちゃうと、ちょっとそれはそれでって感情もあるのだが

ボクシング界にとって、これほど倒せるチャンプの知名度が上がらないのは、よろしくないので。

ボクシング 山中慎介 もう

ボクシングの試合が終わりました。

なんとも、世代交代みたいな感じで、喜んでいいのか、悲しんでいるいいのかちょっと悩むところなんですが。

結果は、

  • 長谷川穂積TKO負け
  • 山中慎介TKO勝ち

です。

前バンタム級の絶対王者と、現バンタム級の絶対王者みたいな感じで。

感想はいろいろあるけど、山中チャンピオンがインタビューの最後に言った

「もう」

ですが。

さんま御殿出た時、滑舌が悪いと、いじられて。。。

自己紹介しても、

さんまが、「は?」

みたいな感じで、

さんま「じゃー。発声練習せいや!」

みたいな感じでオフコースの、さよならの出だし、

「もう」

を言わされた。みたいなくだりだったと。んでそれをインタビューの出だしで言えばみたいな流れ。

本人公式ブログでは、顔引きつってたかも?みたいなやりとりが。

因みに、元になった曲は、これ。(すぐ消えるかも)

続・山中慎介選手のトランクスに秘められた名前

以前、山中慎介の試合直後に、こんな記事を書いた。

 

試合後結構時間が経ったので調べてみたら、関連記事を発見。

 

ボクシング:WBCバンタム級世界戦 山中選手、3度目防衛 大津で祝勝会、支援者らと喜び /滋賀
毎日新聞 2013年04月29日 地方版

◇「V4も必ず達成」

東京・両国国技館で8日行われた世界ボクシング評議会(WBC)のバンタム級世界戦で3度目の防衛を果たした山中慎介選手(30)=湖南市出身=の祝勝会が28日、大津市内で開かれた。約400人のファンや支援者が駆け付け、改めて勝利の喜びを分かち合った。

防衛戦では、フィリピン出身のWBCフライ級元王者、マルコム・ツニャカオ選手と対戦。山中選手が得意の左ストレートを決め、最終十二回1分57秒でTKO勝ちした。山中選手は「相手は本当に気持ちが強く、途中から判定になるかもしれないと思ったが、最終ラウンドでKOで勝つことができて良かった」と振り返った。

幼少の頃から山中選手を支え、後援会副会長を務めた上西孝幸10+件さん(享年54歳)が今年2月に亡くなり、山中選手はトランクスに上西さんの名前を刺しゅうしてリングに上がった。「孝幸のおっちゃんもすごく喜んでくれたと思うし、力を貸してくれた。(防衛)V4も必ず達成するので声援をお願いします」と述べ、上西さんの長女桃子さん(25)からは花束が贈られた。

谷畑英吾・湖南市長は、日本ボクシングコミッション(JBC)が今月新たに二つの国際団体に加盟し、世界主要4団体の王座統一戦が可能になったことに触れ、「大舞台に立つ山中選手を見せてほしい」とエールを送った。【石川勝義】

後援会の副会長の方だったようですね。うーん。やっぱりいぶし銀。

山中慎介選手のトランクスに秘められた名前

続編あり

 

2013年4月8日(月) 山中慎介 vs マルコム・ツニャカオ を国技館で観戦した。試合内容は、色々な記事で取り上げられている通りすばらしく大満足だった。また他の世界戦2試合も十分の内容で、ボクシングの醍醐味を堪能した一日だった。

国技館という会場も、2階席からでも角度があって非常に見やすかった。あの~国際フォーラムやめませんか。。。

山中選手のトランクスだが、以前から一人の氏名が刺繍されている。

辻昌建

リング上での悲しい事故で亡くなられた方の名前で、山中選手と同じ帝拳ジムに所属していた。

おそらく一緒に切磋琢磨した仲間で、特別な思いを込めて刺繍しているのだろう。

こういった美談だと、テレビなんかが食い付いて紹介しそうなものだが、私が見逃しただけかもしれないが、取り上げられたことが無いように思う。

多くを語らず、行動で示す、いぶし銀なところが、ボクシングの魅力だけでなく人間的な魅力も感じさせてくれる。

その山中選手のトランクスだが、今回の試合でまた一人の氏名が刺繍されている。

http://ameblo.jp/stanbox7/entry-11507983519.html

こちらの記事をよく見ると、トランクス右後ろに

上西孝幸

と読める。

ネットで調べてもまったく情報がないのだが、名前だけで検索してみると滋賀県障害者スポーツ協会のページがヒットする。

滋賀県といえば、山中選手の出身地で、また何か秘められた思いがあるのだろうと想像を膨らましてしまう。

今後も、ボクサー山中選手、人間山中慎介を応援し続けたい。

西岡利晃 vs ノニト・ドネア 結果

ここ数カ月間の、自分の最大のウキウキ事である
西岡利晃 vs ノニト・ドネア
が、昨日行われた。

日本人の絶対チャンピオン、西岡利晃とP4P上位常連のノニト・ドネア。
下馬評やオッズでは、ドネア優位なのはわかっていたが、ある程度善戦はするだろうし
もしかして、敵地での劇的勝利などと淡い期待も持っていたのだが、
結果としては、完敗と言わざるを得ない内容だった。

序盤は、ドネアの左フックを警戒して、右ガードを上げて守り重視。
ただ、本当に守り一辺倒になってしまい、ジャブ含め圧倒的に
手数が少ない状況になってしまった。
ドネアフルマークの状況が続いた6回、徐々に打ち合いになって来た矢先に
警戒していた左フックではなく、左アッパーでダウンを奪われる。
フックを警戒してダッキングしたところへ、アッパーが的確にあたる。
また、西岡選手の足が揃っていたのも災いして、そのまま後ろへ尻餅を付く感じでマットへ。
ダメージによるダウンでは無いので、立ち上がった後も動きに変化はなく
逆に倒されたことで、西岡選手も吹っ切れたのか激しい打ち合いとなる。
その後もドネア優勢で続いた9回。西岡選手がドネアをロープ際に詰めて
右で距離を測って左ストレートを出すタイミングを伺っているところに
ドネアのストレートが炸裂し、この試合2度目のダウンとなる。
西岡選手は立ち上がり、レフェリーも再開させたが、セコンドがストップをかける。
後から知った話では、本田会長からの指示だったとのこと。
見てる側からだと、早いように思えたが、選手の体を気遣った結果
最適な止め時だったのだと思う。

スピード、パワー、テクニック、戦略、全てにおいてドネアに軍配があがる
そう思わされる試合内容だった。
スピード、特にハンドスピードに関してはドネアが優勢なのは
わかっていたが、西岡選手のテクニックや絶妙な間合いのとり方で
ドネアの良いところを潰して、ジャブからのモンスターレフトが徐々に炸裂する展開を
期待していたのだが、それは叶わなかった。

また、ドネアの出来も凄まじいものがあった。
スーパーバンタムに上がってからの試合は、相手の守勢も影響しているが
それまでの階級での凄さはイマイチ見えてなかったのだが
昨日のドネアはバンタムまでの凄さか、それ以上かと思わせるほどの出来だった。
体系的にも、元々ドネアは腕も細いし、腹回りも削ぎ落した筋肉といった感じではなく
ちょっとポッチャリとした感じだったが、昨日は腕回りの肉付きも今までと違ってがっしりしていて
腹回りもすごく綺麗に絞られている感じだった。やっと階級にあった体が出来て来たようだが
昨日の内容ならさらに2階級上でも戦える期待を持たせてくれる。

西岡サイドは、超絶左フックを警戒して、右ガードをがっちり上げ
前半は様子を見るという戦略だったようだが、結果としては右のリードが
まったく出せずドネアの攻撃を待つ状況が続いてしまい
圧倒的なポイントリードを与えてしまった。

ただ、見合って待っていると超絶スピードのコンビネーションが飛んでくるし
少しでも手を出せば、その3倍くらいの攻撃が返ってくるといった状況で
攻めても守っても八方塞がりな状況だった。

こうなるとどうしてもタラレバ論が出てくるのだが
早い回で、右ガードの左フック警戒は解いて従来のスタイルで
右のリードを出していたら、
あの超速コンビネーションに対して、勇気を出して
相打ち覚悟のパンチをあわせて、出鼻を止めていれば、
などと素人考えに思ってしまうのだが
もしそれが出来ていたとしても、逆に早い回でのKOリスクが
高まるし危険なのは分かるのだが、もう少し「もしかして」の期待が
持てたかなと無責任に思ってしまう。

その後の去就が気になるところですが、
本田会長は「もう引退」との意向を表明していますが
本人はまだ名言は避けているようです。
昨日の今日で、当然本人は勝つ気だったろうし
気持ちの整理が付かないんだとは思いますが
まだはっきりとしたことが言えないのは
続けたい気持ちが強いのかなと想像してしまいます。
西岡選手が、本当にボクシングが好きってことは
すごく分かりますし、ボクシングというスポーツに
なかなか辞められない魅力も強いんだと思います。

ただ、やはり体の事を第一に考えるなら
引退が最良の選択に思えてしまいます。

引退後は、地元尼崎にボクシングジムを作るのが夢のようですし
今後は素晴らしいボクサーの育成を願うばかりです。

テレビの解説などで、的確な解説と、非常に分かりやすい
ボクシング理論を展開されてますので、西岡イズムを受け継いだ
素晴らしいボクサーが生まれるのは容易に想像が付きます。

いつか、西岡さんが育てた名ボクサーが、
ホームデポセンターでタイトルマッチを行う
なんて日が来たらきっと涙でますね。

厚かましいこと書きましたが、進退は本人が決めることですので
どういった決断をされても今後の応援は変わりません。

なにより、本当にお疲れ様でした。
まずは十分に体を休めていただき、今後もボクシング界を
支えて行って欲しいと切に願います。

西岡選手、数々の感動ありがとう。