2013年4月8日(月) 山中慎介 vs マルコム・ツニャカオ を国技館で観戦した。試合内容は、色々な記事で取り上げられている通りすばらしく大満足だった。また他の世界戦2試合も十分の内容で、ボクシングの醍醐味を堪能した一日だった。
国技館という会場も、2階席からでも角度があって非常に見やすかった。あの~国際フォーラムやめませんか。。。
山中選手のトランクスだが、以前から一人の氏名が刺繍されている。
辻昌建
リング上での悲しい事故で亡くなられた方の名前で、山中選手と同じ帝拳ジムに所属していた。
おそらく一緒に切磋琢磨した仲間で、特別な思いを込めて刺繍しているのだろう。
こういった美談だと、テレビなんかが食い付いて紹介しそうなものだが、私が見逃しただけかもしれないが、取り上げられたことが無いように思う。
多くを語らず、行動で示す、いぶし銀なところが、ボクシングの魅力だけでなく人間的な魅力も感じさせてくれる。
その山中選手のトランクスだが、今回の試合でまた一人の氏名が刺繍されている。
http://ameblo.jp/stanbox7/entry-11507983519.html
こちらの記事をよく見ると、トランクス右後ろに
上西孝幸
と読める。
ネットで調べてもまったく情報がないのだが、名前だけで検索してみると滋賀県障害者スポーツ協会のページがヒットする。
滋賀県といえば、山中選手の出身地で、また何か秘められた思いがあるのだろうと想像を膨らましてしまう。
今後も、ボクサー山中選手、人間山中慎介を応援し続けたい。