Windows Server 2008 R2 で無料のSMART-UPS監視ソフトを使う方法

linux界隈では有名な、apcupsdを使います。

接続はUSBケーブルです。
なんか最近のSMART UPSはLCD付きになってから
付属のRS-232C->RJ-45のケーブルが使えません。

とりあえず以下をダウンロード

libusb-win32-bin-1.2.6.0.zip
winapcupsd-3.14.10.exe

UPSとServerはUSBケーブルで接続しておきます。
何もしていない時の、デバイスマネージャはこんな感じです。

libusb-win32-bin-1.2.6.0.zipを解凍してそのなかの
bin以下にある、「inf-wizard.exe」を実行します。

・Device Selectionで対象のUPSを選択します。

・infファイルを作る場所を聞かれるので、任意の場所を指定します。

・infファイル作成後、「Install Now..」で作成したlibusbのドライバをインストールします。

この時点でのデバイスマネージャはこんな感じになります。

次にapcupsdをインストールします。

winapcupsd-3.14.10.exeを実行します。

普通にNextを押すだけで終わります。

他のサイトだと、ここでドライバもインストールされて使えるようになっているような
記載を見るのですが、私の環境では使えず、結構ハマりました。

私の環境では、別途apcupsdのドライバを、インストールする必要がありました。

デバイスマネージャにて、libusbで作られたデバイスを右クリックし、
「ドライバーソフトウェアの更新」を表示します。


「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選びます。
※自動検索だと見つけてくれませんので、完全に手動で指定する必要があります。

「コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します」を選びます。

「ディスクを使用」を選びます。

手動でinfファイルを指定します。
指定するinfファイルは、apcupsdをインストールしたディレクトリにある。apcupsd.infです。

c:apcupsdにインストールしていた場合は、

C:\apcupsd\driver\apcupsd.inf

になります。

ドライバの署名エラーが出ますが無視して進めます。

最終的にデバイスマネージャでこうなって入れば、apcupsdからupsdにアクセスが可能なはずです。


apcupsdが起動していない状態なら、「apctest.exe」で
起動している場合は、「apcaccess.exe」でステータスが取れます。